– 愛知県を中心に全国で70施設以上を展開する介護施設ブランド「シンシア」
株式会社グローバル総合研究所様は、 医療・福祉・介護の枠を越えた総合的なコンサルティングを行っています。
2005年(平成17年)には、自社運営初となる介護付有料老人ホームを愛知県名古屋市守山区にオープン。その後、「シンシア」というブランド名で全国展開を進めており、そのうち5施設で「KaigoDX」を導入、ご活用いただいています。同社の代表取締役である、鷲見 厚司様に「KaigoDX」をお選びいただいた理由や、今後実現したいことについてインタビューを実施しました。
導入を考えたきっかけ
– 見守りカメラを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
鷲見様:数年前から大手企業を含む各社から見守り機器の提案はあったものの、機能が「記録のみに限定」されていたことや、センサー自体が高価だったため導入を見送ってきました。
しかし、転倒などインシデント発生時に迅速に対応することが求められており、安心・安全性をさらに高めていきたいと考えていました。
また、ハラスメント対策など施設のご入居者様とスタッフの双方を守るため対策が必要と感じ、導入を再度考え始めました。
導入した決め手
– 「KaigoDX」を導入した決め手を教えてください。
鷲見様:フィットネス施設での導入実績をもとに、居室・共用部ともに全体最適が可能なシステムに将来性を感じたことや、カメラ一つでプライバシーも配慮しながらAI機能も活用できる点に魅力を感じ導入に踏み切りました。
特に、AI機能の拡張性や、オプトフィット様の開発に対する柔軟性・技術力にも期待できると感じました。
直接的に稼働に繋がるわけではありませんが、インカムとも連動できることでスタッフの負担を軽減することにも繋がり、安全性の確保や施設環境の評価向上といった間接的メリットが大きいと判断しました。
今後期待すること
– 今後「KaigoDX」に期待することはありますか?
鷲見様:主にご入居者様の安全性向上とスタッフの負担軽減を期待しています。また、万一のトラブル時に事後報告がスムーズに行えるようになることで、施設の信頼性が高まることを目指しています。
現場で発生する様々な課題に、AI機能と周辺システムが連携することができれば、更なる生産性向上・効率化に繋がっていくと考えています。
また、採用に直接的な影響があるかは未知数ですが、スタッフが安心して働ける環境づくりが将来的な人材確保にもつながる可能性があると思っています。
今後目指す施設像
– 鷲見様が目指している施設像を教えてください。
鷲見様:「KaigoDX」を活用することで、シンシア(誠実に真心を込めて)の理念に基づき、ご入居者様・ご利用者様が安全に過ごせる施設、そしてスタッフが働きやすい職場環境の両立を実現します。単なるコスト面での判断にとどまらず、将来的なAI技術の進化を取り入れ、安全で先進的な施設運営を目指します。
導入施設名:シンシア瀬戸、シンシア春日井、シンシア知立、シンシア岡崎、シンシア瀬戸深川 ※今後、他の施設についても順次導入予定
インタビュー対象者:鷲見 厚司様/代表取締役
所在地:愛知県
施設分類:介護付き有料老人ホーム、短期入所生活介護(ショートステイ)
契約内容:買取プラン
カメラ導入台数:各施設40台程度
導入場所:居室と共用部
補助金活用の有無:ICT補助金を活用(シンシア岡崎・シンシア知立)